脳内を垂れ流すこと、について

私の好きなカウンセラーの1人、K!naCoさん。
K!naCoさんのTwitterやブログでの発信を通して私が感じたことを、私も垂れ流してみることにしました。

K!naCoさんもすなる脳内垂れ流しといふものを、自分もしてみむとてするなり。

私は割と、脳内垂れ流しが好きでした。
18歳~20代前半の頃、mixiという日記を書いて共有するSNSが流行っていましてね。
私もよく、どうでもいいことを書き散らしていたものです。

私が貧乳なのに彼氏が巨乳AVを見ていたのでブチ切れた、とか
男はなんでパンチラが好きなのか?という疑問とか。
(下ネタばっかだな)

頭の中のことを文字にしてタイピングする、という行為が、私はとても好きだったんでしょうね。
タイピングも好きなんです。
手で文字を書く時とは違う書きやすさがあるんです。
手書きでないと浮かばない時、タイピングでないと浮かばない時、があるんですよね。不思議。
(フリックだとあまり浮かばない)

だけど、いつしか脳内垂れ流しをやらなくなりました。
それは、「私の脳内なんて誰も興味ない」
そう思うようになったからです。

私の脳内なんて誰も興味がないのに、それを垂れ流して、
そこの揚げ足取りをされたり批判されたり否定されたりしたら辛い。無駄。意味ない。

それに、もっと上手に情報を整理できたり、心情を描写できたり、笑いに昇華できたりする人はたくさんいるのだから、私なんかが何かを書いて発信したって意味がない。

自己肯定感低すぎ!自己否定強すぎ! ではありますが、そんな風に思っていたんですね。

でもさぁ、じゃあ私は誰かの脳内垂れ流しについてどう思うの?っていうと、
それってけっこう好きなんですよ。

長文ブログ大好き!
根本裕幸さんの周りは、ご本人をはじめとしてお弟子さんも長文ブログ書いてくれるから、
ホント嬉しい。

人の文章って、文体が人それぞれでホント面白い、と私は思っていて。
mixiも、村上春樹好きなやつはだいたい「コイツ絶対村上春樹好きだろ」って文体してたり。

いわばそれって、「村上春樹が好き」って文章で書いてるわけじゃないのに、文章から自分が好きな作家がバレてる。
本人はなんてことない文章のつもりなのに、自分がにじみ出ている。

なんか脱線してる気がするわ。

つまり私は、人の脳内垂れ流しが好きなんです。
「その人が、何を考えているか、どういう人なのか」という片鱗が見えるからです。

それで、自己肯定感が土に潜ってるレベルだったので、「自分の脳内なんて誰も興味ねーし」と思っていたけど、K!naCoさんの発信を読んで、自分が人の脳内に興味あると思い出したと。
そんで、私がK!naCoさんの脳内垂れ流しを面白く感じるように、
どこかの誰かが私の脳内垂れ流しを面白い、と感じてくれるかもしれないな、と。
だから私も脳内垂れ流そ~!

そんな風に思ったよ、という話でした。おしまい。

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