不倫や既読スルーに悲しむ方の味方・キャロさんがアップしたこちらの記事。
これを読んで、どうしても、どうしても書きたいことが浮かんできたので、
勢いに任せて書きます笑
私を助けてくれたあの人
私はある時期、派遣社員として働いていたことがありました。
とある案件で、「〇〇をしても大丈夫か」と派遣先の上司Aに確認を取り、上司AはOKを出しました。
なので私はOKとして仕事を進めました。
そうしたら、後から派遣先の上司Bから「なぜ〇〇を勝手にしたのか」と詰められました。
その派遣先は人の入れ替わりが激しくて、以前にも課長Cに「やらなくても大丈夫だよ」と言われていたことを、転勤して変わった課長Dに「なんで今までこれやってなかったの」と責められたりしたことがありました。
課長Cに「やらなくていい」と言われた証拠を持ち合わせていないので、私は反論しませんでした。
なので、そのへんを知らない上司Bからの私への印象は最悪でした。
だから、私はやさぐれていました。
上司Bから「なぜ〇〇を勝手にしたのか」と詰められても、もういちいち「上司AがOK出しました」というのが面倒くさかったのです。上司Aがすっとぼけるのも目に見えていたので。
事を荒立てるより、私が悪いってことで処理した方がいいや、と何も反論しませんでした。
その場には、上司A、Bの他に、派遣先社員のEさんがいました。
Eさんはね、上司Aのいないところに上司Bを連れてって、
私が悪くないこと、上司AがOKを出したことを伝えてくれたそうです。
(上司Bから後ほど謝罪された)
派遣先は正直あまり社内の空気はよくなくて、
こういうパターンなら見て見ぬ振りをするような社員が多かった。
”パワハラ”が今みたいにメジャーになっていない頃だった。
Eさんにメリットはなかった。(上司Bとは仲良かったのでデメリットもなかったと思うけど)
上司Bに事の顛末を説明する時間があったら、自分の仕事を進めていればよかった。
それでもEさんは、私のために勇気と時間を使ってくれた。
正社員は突然転勤させられる会社だったので、Eさんにはお礼を言えずじまいになってしまった。
15年近くたった今でも、私はEさんに感謝しているよ。
あれだけギスギスした会社にいながらも、まっすぐな心をもっていたEさんが、
今は夢を叶えて幸せになっていてくれたらいいな、と思っています。
私の長年の友人の1人も、そんなところがあって。
私がちょっと迷惑かけられていたり、嫌味っぽいことを言われてたりするとすぐに気付いてくれるんだよね。
そんでその相手にチクっと一言刺している。
本人たちは、私のためにやってる意識はきっとない。
たぶん正義感が強くて、許せなくてついやっちゃうんだろうな、と思う。
正義感の強さは、時にマイナスに出てしまう。
だから、それを自分の長所だとは気が付いてないかもしれない。
でもさぁ、私はいつも、そんなあなたたちのことを、かっこいいと思ってるよ。
騎士系女子。
あなたたちが守ってくれたから、
私も誰かを守る勇気を持とうと思えるよ。
おしまい。