私は弱い自分のことを認めていなかった。

先日、なんだかとっても気分が沈み、
激しい自己嫌悪の嵐に襲われました。

自己嫌悪の原因

「理想の自分になれない」

私には、こんな風になりたい、あんな風になりたい、という夢や理想がたくさんあります。
でも、その理想がずっと遥か遠くにあって、
どれだけ手を伸ばしたって届かないんじゃないか、という気持ちになりました。

そして私は、
「もっと将来設計をしっかりしていたらよかったのに」
「もっと努力してキャリアを積み重ねていたらよかったのに」
と思いました。

きっちりとした将来設計ができなかった自分。
コツコツと努力やキャリアを築いてこなかった自分。
理想の自分になれない自分が情けなくて悔しくて、涙がボロボロとこぼれました。

どうして頑張れないのか

私は、「もう頑張れない」とぽっきり心が折れるパターンが多いです。
だから私は、自分で自分のことを「根性なし」と認識していました。
「根性がないから続かない」と。

でも、今回はなんとなくそこに違和感を覚えました。
「頑張れない」の前になにかあるのではないか?

根性がないというよりも傷付きやすい

ダイヤモンドだと思っている石がすぐに欠けたら、
「はぁ? なんでダイヤモンドなのにすぐに欠けるの?」
って思いませんか?

でもそれがフローライト(ホタル石)だったら?

ダイヤモンドのモース硬度は10、フローライトは4です。
フローライトは割れやすいし欠けやすい。

私は自分の心を、ダイヤモンドかなにかのように、そうそう傷付かないものだと勘違いしていたんです。
本当は私の心は、フローライトや真珠や琥珀のように、傷付きやすいタイプだった。
だから、ちょっとしたことで傷付いていて、それが蓄積していて「もう無理」となっていた。

綾波レイみたいに、包帯グルグル巻きになっても戦えるタイプじゃなかった。

私はめちゃくちゃ打たれ弱くて傷付きやすかった。
そのことに私は気付いていなかった。

弱い自分も受け入れていきたい

「私は傷付きやすい」という視点で今までを振り返ってみると、「あっ、そこで傷付いたからそういう行動に出たのか」などと、確かに納得がいくことばかりでした。

これからは、「私は傷付きやすい」ということを踏まえて生きていこうと考えています。
だからといって、「私は傷付きやすいのよーーー!!!」と相手に配慮を要求しまくるわけではなくてね。
まずは、「あ、今傷付いたな」ってことを、もう少しちゃんと受け止めようと思います。
宝石と違って、心は傷が付いても癒せます。傷がついたらこまめに癒す。

そんな風に付き合っていこうと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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