先日、咲凛(えみり)さと さんのブーケ・レッスン ”Bouquet de Femme fatale〜魔性の女〜”に参加してきました( ・◡・ )
・ブーケセラピー感想記事①【総合】←今ココ
・ブーケセラピー感想記事②【花材】
・ブーケセラピー感想記事③【テーマ】
・ブーケセラピー感想記事④【こんな人におすすめ】
咲凛(えみり)さと さんを知ったきっかけ
さとさんのことを知ったきっかけはnoteです。
さとさんのこの記事を見つけたのがきっかけかな?
私はゴーギャンのファンではないのですが、ゴッホが好きだったんですね。
なので、ゴッホと関わりの深いゴーギャンの名前にはつい反応してしまい。
それで、絵画とお花の組み合わせ、絵画をブーケに落とし込む、っていうのがとても興味深く感じたのです。
ブーケレッスンを受けたきっかけ
お花やフラワーアレンジにも興味があって、家でおしゃれに飾りたい、と本を買ってみたり。
「どこか習いに行ってみたいな~」って気持ちは持ってたんですが、ちょうどいいところが見つからずにいたんですよね。
…とはいえ、なかなか受ける決意ができずにいました。
なぜかというと、持ち帰りが不安だったからです。
電車+子乗せ自転車で持ち帰ることを考えると…。
せっかく素敵なブーケを作っても、帰宅時にぐちゃぐちゃになっていたら悲しい…。
そう思っていたら、まさかのオンライン開催!
チャンス!ということで参加しました!
ブーケセラピーを通して得た気付き
同じものを見ていても、受け取るものはそれぞれ違う
当たり前といえば当たり前のことなんですが、改めてそれを実感しました。
私はこのブーケの中で1番気に入っているのは、大きなダリア・黒蝶なんです。
でかいし、目立つし、かっこいいし。
だから、家族もみんなそうだろう、と思ったんです。
でも、夫が気に入ったのはカーネーション。
ソビオバーガンディという、色の変化が美しいカーネーションです。
私が「かわいいな」、息子と娘が「美味しそう」と思ってみていた」、息子と娘が「美味しそう」と思ってみていたヒメヒオウギの実を、夫は「魔女っぽい」と評しました。
娘はスプレーバラ(スパークリンググラフティ)と、ラナンキュラス(ラックスハデス)が好みだといい、息子は「バラ(の花言葉)は愛!!!(だからバラが好き)」と言い。
※息子は「なんで花束があるんだ?」→「ママのお誕生日が近かったからパパからママへのプレゼントの花束なんだな」→「バラがある、バラは愛だ!これはパパがママを大好きってことなんだな!!!」という思考回路を辿ったと思われる。
まぁ見事に家族全員バラバラだったんですよ。
母親にも画像を送りましたが、母親は「アネモネの真ん中の色が目を誘うね」と言っていて、
私はちょっとびっくりしました。
なんでかっていうと、さとさんからもアネモネからのコメントが出てたように思うのですが、
”アネモネの鮮やかな赤”へのコメントだった気がするんですよね~。
だから、母の”アネモネの真ん中の色”っていう発想が「そこ!?」ってけっこう驚きました。
他にもこんな例はあって、
友人とジャルダン先生の住処を訪れた時、私は天井に目を奪われていました。
私は緊張したりしていて(実はけっこう緊張自体はするタイプ・気付かれないけど)、
1本1本のお花に目を配ることはできなかったんです。
でもその間に友人は、なんか変わった花?を見つけていたり。
そういえば、”カルメン”のテーマの話をした時に「曲のことだと思ってた」と言われたな。
家族は365日ほぼ一緒にいる存在だし、友人も20年以上の付き合いです。
だから、ついつい「同じ視点・考え方」を共有しているような感覚でいました。
でも、それぞれ違う人間なんだな、と改めて実感しました。
それが「悲しい」とかではなく。
その違いの裏側に広がる世界を、もっと知っていきたいな、と思ったのです。
ちょっと抽象的ですかね。
例えば,「カルメン=曲」の友人は、合唱部だったんですよ。
たまたまだったかもしれませんが、「音楽に触れる機会が多かったから、1番最初に曲というイメージが出てきたのかな」って私は推測したんですね。
だから、イメージするもの・反射的に浮かぶものの背景には、それぞれの生きてきた経験が反映されるんだなーって。
そんなこというと、ヒメヒオウギの実で魔女が浮かぶ夫には、いったい何があったんだろうね?っていう話なんですけど笑
わかったつもりで会話をしない
違いに気が付くことで、普段のコミュニケーションの取り方にも気を配ろう、と思いました。
カルメンというテーマのことを友人に話す時に、私は”曲”というイメージが出てくることに全く考えが及んでいませんでした。(聴いたら有名な曲だからあぁ!とはなるんだけど)
息子も「このお花はどこから出てきたんだろう?」というのが1番気になったみたいですし笑
だから、「相手の受け取り方は未知数」っていう想定を、常に頭の中においておきたいな、と。
そういう前提でコミュニケーションを取っていきたいな、と思います。
「知ってる・わかってる・向こうも同じイメージなはず」という前提で話をしないというか。
ブーケセラピーで癒されたこと
今年は、仕事の人間関係でちょっと嫌なことがあったんですよね。
仕事上の人間関係のことなので、プライベートでもないから「別にいいや、忘れよう」と思っていました。
それでも、人と関わっていくこと、人の輪に入っていくことに少し怖さが芽生えていました。
でもレッスンがはじまって、さとさんが他の参加者様も見えるようにカメラを少し移動させてくれた時に、他の参加者様たちが手を振ってくれたんですね。
なんてことないことなんですけど、私それで「嬉しいな」って、心がすごくホッとしたんです。
それと、私はレッスンから数日後に、さとさんのお花師匠である、ジャルダン先生のところを訪れたんです。
さとさん、こんな感じでいつもめっちゃ推しているので、気になって笑
その時、「さとさんのレッスンを受けて~」って話をしたら、ジャルダン先生めっちゃ笑顔でめっちゃいろいろお話をしてくれたんですよ。
ジャルダン先生が、さとさんを大事に想っているんだなっていうのがすごく伝わってきたんです。
レッスン前にさとさんが書いていたnoteにも、根本センセイから愛ある指摘を受けたってのがあるんですが、
2人の師匠から愛されているさとさんの姿が、私の癒しになったんですよね。
めちゃくちゃ個人的な話なんですが、そして、この記事を書きながら気付いたんですが、
私は今年、自分の理想とする人間関係が築けなかったんですね。
だから、心の中に人や人間関係に対する諦めが生まれていました。
でも、そうじゃなくて。
「愛の溢れる人間関係はちゃんとあるよ」っていうのを見せてもらえたようで、
心がじわじわと暖かく、癒されました。
書いていたら文章量が増えまくり、4部作になりました笑
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